「DXって何?AIって結局どうなの?」そんな疑問を抱えながら、会社での業務に漠然とした不安を感じていた僕が、ITパスポート試験に挑戦することにしました。
正直、最初は「IT系の資格なんて自分には無理かも…」と思っていたんです。でも、実際に挑戦してみると、思っていたより現実的で、しかも今の時代に必要な知識がしっかり身についたんです!
今回は、同じようにDX・AI分野の学習を始めようと思っている皆さんに向けて、リアルな学習過程をシェアしますので、ぜひ参考にしてください。
半年間のダラダラ学習から本気モードへ転換!
お実は、ITパスポートの勉強を始めたのは4月の受験の約半年前でした。当時は「大学で情報系を学習したのに何にも身についてないし、資格持ってないのやばくね?」とか思いながらとりあえず参考書を買ったところからです。でも、その頃は完全に「なんとなく」状態。本を買って読んでは見るものの、全然頭に入ってこないし、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」とか「AI(人工知能)」とか、カタカナ用語ばかりで学生時代の学習不足にショックを受けながらただ読んでいるだけ状態でした。
DXって簡単に言うと、デジタル技術を使って会社や社会の仕組みを根本的に変えることなんですが、当時の僕には「なんか難しそう…」程度の認識でした。
転機が訪れたのは2月。会社での業務に対する不信感がピークに達したんです。「このままじゃヤバい、何かスキルを身につけないと…」そう思って、ようやく本腰を入れて学習を開始しました。と同時に期限を決めようと4月のITパスポート試験を申し込みました。
実質的な学習期間は約2ヶ月。短期集中でどこまでいけるか、正直不安でしたが、「やるしかない!」という気持ちで取り組みました。
シンプル戦略で効率的に学習を進めた方法
学習方法はとにかくシンプルにしました。あれこれ手を出すと絶対に続かないと思ったからです。
使った教材は本1冊のみ 参考書は1冊だけに絞りました。何冊も買うと結局どれも中途半端になってしまうので、これは正解だったと思います。使用したのは↓のおそらく「ITパスポート 参考書」とかで検索すれば真っ先に出てくると思います。これを1回とにかく読み切るのを目標にしました。

アプリの過去問を正答率100%まで繰り返し 本を1回読んだ後は、ひたすら付属のアプリで過去問演習。このアプリには過去5年間の問題が収録されていて、正答率が100%になるまで何度も繰り返しました。

最初は正答率30%とかで、「こんなので大丈夫?」と不安になりましたが、繰り返すうちに徐々に理解が深まっていきました。正直、単語自体の意味や使い方などは覚えきれていません。短い期間の中でとにかく試験に合格するために最低限の知識と全て正解していると自分に自信をもたすために正答率100%を目指しました。
学習時間の工夫
- 土日:学習室で1日4時間弱(集中できる環境を作る)もしてなかったかも…
- 平日:完全に隙間時間のみ(通勤時間、昼休みなど)
フルタイムで働きながらなので、平日はまとまった時間を取るのが難しかったのですが、隙間時間を積み重ねることで案外勉強時間を確保できました。
試験当日の発見と学んだ重要なポイント
試験を受けてみて分かったのは、「過去問の丸暗記だけでは厳しい」ということでした。
予想と違った出題パターン 思っていたより、過去問で学習した問題がそのまま出ることは少なかったです。でも、これは逆に良かった部分もあって、選択肢に出てくる単語の意味や概念を理解していれば、消去法や論理的思考で正解を導き出せることが多かったんです。なので「問題の答えはわからないけど恐らくこれか?」みたいな思考で解くパターンが多かったですね。
過去問が活きた場面も もちろん、過去問で見たことがある問題もいくつか出題されました。これは確実に得点につながったので、過去問演習の価値はやっぱり高いと実感しました。
試験当日の反省点 受験会場には「10分前に到着すれば大丈夫だろう」と思って行ったのですが、着いた時点で既に説明が始まっていて、ちょっと焦りました。皆さんは僕の失敗を参考に、もっと早めに会場に到着することをお勧めします!
受験結果
ジャンル | 評価点 | 合格基準 |
---|---|---|
総合評価点 | ||
合計 | 700点/1000点 | 600点以上/1000点 |
分野別評価 | ||
ストラテジ系 | 575点/1000点 | 300点以上/1000点 |
マネジメント系 | 705点/1000点 | 300点以上/1000点 |
テクノロジ系 | 750点/1000点 | 300点以上/1000点 |
見事合格!!解いている最中は正直「落ちたかな…」とか考えていましたが、蓋を開けてみると案外点数は取れていたので安心しました。
DX・AI学習で得られた3つの重要な気づき
この経験を通して、DX・AI分野の学習について3つの重要な気づきがありました。
1. 完璧を求めすぎない 最初は「全部理解しなければ」と思っていましたが、実際は7割程度の理解でも十分戦えることが分かりました。特にDXやAIの分野は日々進歩しているので、基礎的な概念をしっかり押さえることが重要です。
2. 意外となんとかなる 正直受かる自信はなかったんですが、とりあえず学習をはじめて、とりあえず受験日決めると勝手に心が焦りますし、受けたら受けたでなんとか合格できたので「とりあえずやってみる」は重要でした。
3. 継続は力なり 短期間でも毎日少しずつ続けることで、確実に知識が積み上がっていきます。隙間時間の活用は、働きながら学習する人には特に有効だと感じました。
まとめ
ITパスポート試験への挑戦を通して、DX・AI分野の基礎知識を身につけることができました。最初は不安でしたが、シンプルな学習方法と継続的な取り組みで、なんとか合格することができました。
これからDX・AI学習を始める皆さんへのアドバイス:
- まずは一歩踏み出してみる – 完璧な準備を待っていては始まりません
- 学習方法はシンプルに – あれこれ手を出すより、1つのことを徹底的に
- 隙間時間を活用する – 忙しくても工夫次第で学習時間は作れます
皆さんもぜひ、最初の一歩を踏み出してみてください。きっと新しい発見と成長が待っていますよ!
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