「自分って、会社にとって何の価値があるんだろう?」
新卒で入社して3年。気がつけば現場、広報、総務、経理と6つの部署を転々とし、周りからは「何でもできる人」と評価されているものの、自分の中では「結局、雑用係なのかな…」という不安が募っていました。
そんな私がDX(デジタルトランスフォーメーション)・AI学習を始めたきっかけと、実際に取り組んでみて感じたリアルな体験をお伝えします。同じように「自分のスキルって何だろう?」「これからどうやってキャリアを築いていこう?」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
なぜDX・AI学習を始めようと思ったのか
「雑用係」からの脱却を目指して
新卒で地元の中小企業に入社した私。3年間で6部署を経験するという、まさにジェネラリスト的な働き方をしてきました。会社からの評価は悪くないものの、「専門性って何?」「自分の強みって何?」という疑問がずっと頭の中にありました。
そんな中、各部署で共通して任されていたのが「パソコン関連の作業」でした。もともと情報系の大学を卒業していたのもあり、入社してからは普段の業務に加えて率先してパソコン作業を引き受けていました。Excel関数を使った業務効率化、簡単なデータ分析、システムの操作説明など、私にとっては当たり前のことが、実は多くの同僚にとっては「すごいスキル」だったのです。
地方企業のデジタル化の現実
田舎の中小企業で働く中で気づいたのは、「デジタル化がまだまだ進んでいない」という現実でした。手作業で行っている業務、紙ベースの管理、非効率な情報共有…。
「もしこの会社でこの状況なら、他の地方企業もまだまだデジタル化が進んでいないのでは?」
この気づきが、DX分野への興味を本格的に抱くきっかけとなりました。今後需要が高まるであろうこの分野で専門性を身につけることで、「雑用係」から脱却し、本当の意味で価値のある人材になれるのではないかと考えたのです。
実際に取り組んだ学習方法と今後の取り組み
1. 資格取得への挑戦
まず最初に取り組んだのは、体系的な知識を身につけるための資格取得でした。今回はデジタルリテラシー協会のDi-Lite推奨資格を目指して学習中です。
Di-Liteとは
「Di-Lite 」とは、「デジタルを使う人材」であるために、全てのビジネスパーソンが、
共通して身につけるべきデジタルリテラシー範囲です。
「Di-Lite」は現在、「ITソフトウェア領域」「数理・データサイエンス領域」
「AI・ディープラーニング領域」の3領域として定義され、その学習すべき範囲として、
「ITパスポート試験」「G 検定」「データサイエンティスト検定」の
3つの試験のシラバス範囲が推奨されています。

正直、統計やAIの分野は初めて学ぶことが多く、最初は「数式が多くて難しい…」と感じることもありました。でも、実際の業務で使えそうな事例を意識しながら学習を進めることで、少しずつ理解が深まっています。
もともとは情報系の大学出身なのであまり難しいとは言えないんですが(笑)今の業務はほとんど関係ない内容なので思い出しとこんなに勉強内容が定着していなかったのかと少しショックを受けながら勉強しています。
すでにITパスポートは取得済みなので、今はデータサイエンティスト検定に奮闘中です。
2. 実践的な学習プログラムへの参加(マナビDX Quest)
ちょうどDXの学習をはじめるために情報を集めていたところたどり着いたのは「マナビDX」でした。これは経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構 (IPA) が共同で運営するデジタル人材育成プラットフォームです。

今回はその一環で行われるデジタル人材育成プログラムです。地域企業・産業のDX実現に向け、企業データに基づく実践的なケーススタディや地域の中小企業との協働プログラムを提供しています。
毎年先着で行われているこの取り組み参加することでより実践的な学習を行うことを決めました。今回は2つのプログラムが準備されていて各プログラム5つのテーマから選択できます。私は欲張りなので各プログラムから1つずつ選んで受講しようかと思ったり思わなかったり、、、ここでやる気を出さないともったいないと思ったりしています。
この受講も当サイトのブログコンテンツとして日記を書けたらなぁと思っているのでお楽しみに

3. より深い知識習得のための転職準備
現在の会社で学んだことを活かしつつ、さらに専門性を高めるため、DX・AI分野により特化した環境への転職も検討しています。
「転職」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、学習のモチベーション維持と実践機会の拡大を目的とした、いわば「学習の延長線上」として捉えています。今回の学習を通して新しい挑戦につながるよう頑張ります。
まとめ
私自身、まだまだ学習途中ですが、このブログを運営することもモチベーションの一つだと捉えています。文章能力に難ありですが、それこそ流行りのAIに手伝ってもらいながら(笑)
もし今、「自分のスキルに不安がある」「将来のキャリアが見えない」と感じている方がいらっしゃるなら、DX・AI分野の学習を検討してみてください。ここに知識0の人がメモ帳を公開しているので間違いなども指摘していただけると大変助かりますm(__)m
どうぞよろしくお願いします。
次のアクションステップ
- まずはITパスポートなど基礎的な資格の取得を検討
- マナビDXなど無料の学習プラットフォームを活用
- 現在の業務でデジタル化できる部分を見つけて小さく実践
- 同じ志を持つ仲間とのネットワーク作り
一緒に学習を続けていきましょう!
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